鋼管杭と鋼管サイズの謎


鋼管杭の試験杭立ち合いに行ってきました。
写真からも分かるようにPHC杭と異なるのは、
杭が鉄のため軽い、よって重機が小さく現場の作業もコンパクトです。
仮囲いの中で、杭を打設していることも分からないくらいでした。
PHC杭打設となると大がかりでこうはいきません。


これはなんでしょう?
鋼管杭ジョイント部の裏当て金です。
針金みたいなものは?
溶接のルート間隔を確保するため、スペーサーです。


ロボットによる溶接状況。
UT検査を行わないため、ロボットによる突き合わせ溶接が行われました。
杭径406.4Φ厚12.7mmにて3周(3パス)しました。1回で4~5m溶接厚のようです。


ところで、鋼管の材料って558.8Φ、406.4Φ、267.4Φなど、やたらハンパな数字が多いのはなぜ?
鋼管を造る技術がアメリカから輸入されたことによるそうです。
アメリカで使われていたインチが採用され、そのままインチで鋼管を造り、
1インチ25.4mm
406.4/25.4=16インチなのです。
267.4Φ/25.4=10.527あれ?合わない?
355.6Φ以下の鋼管は外径の寸法に基づく規格の数字と呼称が一致しないのです。
ややこしい話になりますが、
355.6mm以下は、内径が規格で外径が決まっていたようです。
その後、技術進歩により肉厚の種類が増え、内径が1インチ単位と合わなくなったそうです。

答え
鋼管サイズは、インチに由来します。

WRITED BY AIDA