天王洲アイル駅そばにある、建築倉庫ミュージアムで開催されている構造展に行ってきました。
ロゴに、東京タワーや代々木体育館と構造を代表するような建築を入れているのがイケテマス!
東京国際フォーラムの模型がありましたが、スケールが大きく圧巻です。
H鋼やリブプレートまで作りこまれていました。
模型にて構造架構が忠実に表現されていて、通常の建築展とは異なっています。
試験でも勉強した「スカイハウス」ですが、鉄筋があらわしになっており、たわんでいます。
RCがないとこうなってしまう?を模型で表現したのでしょうか。
構造界のレジェンドである内藤多仲先生の東京タワー手書き図面や手計算の資料が展示してありました。
撮影禁止であったため、都庁の模型を撮影しているフリをして、果敢に撮影に挑んできました。
ちょっとだけ写ってました。
仙台メディアテークの模型です。
チューブ状の鉄骨トラス柱内にエレベーターや配管の縦動線を配置し、鉄骨との混構造のフラットスラブの架構になります。
凄い構造計画です。構造図なども展示して欲しかったです。
ホキ美術館の模型。
個人的な意見では、こんな跳ね出しの建築は勘弁して欲しいです。
どんな構造になってるのでしょうか?実際たわんでいないのでしょうか?
ビー玉転がした方はいないのでしょうか?頭の中が?マークだらけで実物を見たくなりました。
トラスの橋の模型がありました。
このような架構を見ると、う~ん、やるなぁと思います。
応力状態を考えて、デザインされているのです。
こんな感じでしょう。
設計時のスケッチなどの展示は参考になりました。
自分もスケッチ力をもっと向上させたいです。
感想
構造をメインにした展示会が珍しく行ってきました。
30分~1時間ぐらいで鑑賞できます。
正直な感想は、3000円は高いです。
模型だけじゃなく、現場の施工写真や構造図等も展示して欲しいと思いました。
第二弾は、なさそうなだけに興味ある方行ってみてください。
https://bijutsutecho.com/exhibitions/4226
WRITED BY AIDA&SHIMOMURA